皆様は"パーソナルスペース"という言葉を聞いた事がありますか?
これは人の縄張り意識みたいなものですね。
人はそれぞれPTOに合わせた距離感という物があります。
例えば混雑している電車に乗っている時は、他人が傍にいてもさほど気にならないものです。
しかしガラガラの電車で、全く知らない人が貴方が座るすぐ横に、ピッタリくっつく様に座ってきたら、
『気持ち悪っ!!Σ( ̄□ ̄lll)』
と思いませんか?
『空いてるんだから、もっと離れて座ればいいじゃん!』
と思うはずです。
実はこれは文字にも当て嵌まります。
記入欄が大きいのに文字が密集して書かれていたら、なんとなく嫌な感じがするものです。
例えばこんな感じ。
後半が半分近く余っていますね。
こんな風に密集した文字は見る人に不安を与えます。
筆跡心理学では、文字と文字とか衝突している人は、他人との衝突をも厭わない人、とも言われております。
見易いように拡大します。
上の様に隣り合う文字同士が激しく衝突し合っていますね。
ガラガラの電車内の例の様に、人は自然と他人との距離を置くものですが、それを敢えてぶつかりにいく訳ですから、なんとなく怖い字に見えます。
バスケの選手の様に、剥き出しの闘争心が求められる職種ならこの書き方でもOKだと思いますが、そうでない一般職であればなるべく文字と文字とが適切な距離をとった方が良いでしょう。
こんな感じに。
密集した文字よりも安心感がありませんか?
是非、文字と文字との余白を意識して書いてみてください!
文字と文字との距離感は、人と人の距離感と一緒!
適切な距離が大事。ぶつかるなんて以ての外!