手書きde履歴書

0.はじめに

「いまだに日本の履歴書は手書きなのかい? アメリカじゃそんなものはもうどこにもないよ! 日本は遅れているなっ、HAHAHAっ!!」

 

――とか言われる昨今ですが、まだまだ日本の企業は手書きの履歴書を要望するところが多いですね。

 

 学生にとって"百害あって一利なし"の手書きの履歴書ですが、実は企業側にとっていくつかメリットがあります。

 

 その一つに"手書き文字で、ある程度その人の性格が分かる"という物があります。

 

「手書き文字で性格が分かるとか超能力かよっ!」

と、思われる方も大勢いらっしゃいますが、オカルトではありません。

 

 歴とした統計であり心理学です。

 

 ヨーロッパ圏、フランスやイタリアなどではもう何十年も前から、大きな企業には筆跡心理学専門の方がいて、採用の一つの基準になっているとか。

 

 日本の企業で専門の方がいらっしゃるかどうかは定かではありませんが、手書き文字の与える印象が採用の基準の一つとなっている事は間違いありません。

 

 でも文字に自信のない方、落胆しないでください!

 

 それは決して文字の綺麗さではありません

 

 皆さんは、下手なのに何故か心惹かれる文字、という物を目にした事はありませんか?

 

 逆に、上手なのに何故か不快な文字は?

 

 その"何故"には理由がちゃんとあります。

 

 ここからは筆跡心理学を交えつつ、その"何故"を私なりの解釈で説明したいと思います。

 

 皆様の就職活動のお役に立てたのであれば幸いです。

 

 では講義を始めましょう!